はぐはぐを利用するお子さんに膝を曲げて走ることが難しい子が多くいます。
そこではぐはぐでは、動作ごとに分けて練習をしています。
『走る』ってどんな動作が必要?
腕を振ることや足を上げること等、『走る』一つ取っても、たくさんの動作があります。
はぐはぐでは、『走る』をする際にその動作一つひとつを子どもたちに意識できるようにしています。

1. 足を上げて前に進もう
→平均台を写真のように置いて、
足を高く上げて一歩ずつ
進んでいきます。

2. 床をつま先で蹴るように歩こう
→足全体でドンドンと
なるようにではなく、
つま先を立てて床を蹴るようにして
前に進むようにします。
3. 肘を曲げて前後に振ろう

→膝立ちになって腕を振って進みます。
このときに「速く」ではなく
「腕を振る」を意識できるように
声掛けをしています。
又、脇を閉じて腕を振ることも
伝えています。

4. スタートラインに立って前傾姿勢になろう
→スタートラインに立っていざ「前に進もう!」というときに、引いた後ろ足の方に体重をかけるのではなく、前足に体重をかけて前傾姿勢になるようにします。

5. かけっこをしよう
→5の前傾姿勢をした状態で合図を待ち「よーい、どん」で走ります。
今後も、一つひとつのスモールステップを作りながら「できた!!」「できる!!」を増やしていきたいと思います。
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